無償のコンテンツフィルタ「SFS」

今、とあるクライアントさんへ持って行くための提案書をしこしこ作っているのですが、クライアントさんから有害サイトのフィルタリングに関する要望があったので、あれこれ探していたんだけど市販のフィルタリングソフトってすっげー高いのな。でも良さげなのやっと見つけたよ。ニューメディア開発協会という所で配付している「SFS」っていうプロキシタイプのフィルタリングソフト。無償。

…提案の前にまずは使ってみなきゃ、って事で自宅鯖にインストールしてみた。動作には Sun の J2EE Java SDK が必要だけど、↑のサイトから Java SDK 込みのアーカイブがダウンロード出来るので、マニュアルに沿ってインストールすればオーケー。

インストールが終わったら SFS を実行するマシンでバッチファイルを走らせ SFS を起動し、ブラウザのプロキシ設定で「http://(SFS 鯖の IP アドレス):8140/」とすれば、フィルタリングが有効になる。この時注意すべき点は、SFS 自体は http プロトコルしか通してくれない。だからブラウザのプロキシ設定で http 以外のプロトコルはチェックを外しておく。

とりあえずフィルタリングに絶対引っかかるであろうサイトに繋いでみた。我らが「2ちゃんねる」(笑)

理由:URLに有害文字列が含まれています。
[2ch]
要求のあったURLへの接続は、ブロックされました。

やはり。ぢゃココはどうよ。「頭文字H」。

理由:メタデータに有害文字列が含まれています。
[アダルト, アダルト]
要求のあったURLへの接続は、ブロックされました。

メタタグもちゃんとチェックするのね。それぢゃ。ココはどうだ!!高橋がなりソフトオンデマンド」。

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要求のあったURLへの接続は、ブロックされました。

うーん。有害な URL のデータベースも持ってるみたい。というワケで無償の割には結構使える。でもうちの自宅鯖のスペックが低いせいもあるけど、Java ベースで作られているのでちょっとレスポンス的に辛い。Delegate を使ってキャッシュサーバも立てればちょっとマシにはなるのかな。