ファイル交換の“隠れたコスト”がISPを悩ます

日常的にファイル交換ソフト(日本だと WinMXWinny とか)を利用しているユーザが増えたため、プロバイダ全体のネットワーク負荷が増えて、プロバイダ側の帯域確保のためのコスト負担がバカにならなくなっている、という話。
実際にあった話ですが、自分の担当している、数十人程度の LAN を構築しているお客から「インターネットが遅い!!」と言われて、ルータのログをチェックしたら見慣れない番号のポートが開いてる。調べたら WinMX で使っているポートだったので、ルータ側でそのポートをこっそりフィルタリングしてあげたら普通のスピードに戻った。WinMX 動かしてたヒトもログからわかったけど、あえて忠告せずそっとしておいた。業務時間内に社内リソースを使い果たしてエロ動画なんかを交換してたのがバレた日にゃ…と思って。
フルスピードでいくつもキューを入れるとネットワーク遅くなるからバレるって。さすがに。やるなら帯域制限かけて自己責任でちまちまやっとくれ。「タイーホされるよ」とか「社内資源の私的利用禁止」みたいな事は言わないからさ。こっそりする分には見て見ぬフリするからさ。