踊る大捜査線 THE MOVIE 2

3連休の中日なのと、封切直後だったのでレイトショーにもかかわらずメチャ混み。上映間際に駆け込み指定席制だったので変な席しか空いてませんでした。オレが座ったのは後ろの隅っこ。
それはいいとして内容ですが、前作から5年、もうこのシリーズの新作はないものと思っていたのでまた湾岸署のメンツに逢えたという事が嬉しい!(前作はビデオまで買っちゃったからね…)オープニングシーケンスの「RHYTHM AND POLICE」が流れてきた時、心の中でオレがクネクネ踊ってたくらい感無量。
細かいトコで、群集カットや署内のようなヒトがワラワラとせわしなく動き回っているようなカットにおいての人物描写、いつもながら見せ方がすごく巧い。画面に出てくる役者一人一人の演出指導をしっかりやっているんだなぁというコダワリが感じられる。全体を見渡せる引き気味のアングルのカットなどで、メイン張ってる役者以外のエキストラさんの動きに注目しながら観て欲しいと思う。
それからなんつってもいかりや長介演じるワクさん、すごくいいタイミングでボソッと口にする言葉の一言一言が、ほろっと泣ける。まさに名脇役と言うべきか。今作でもかなりイイ味出してました。あと深津絵里とユースケサンタマリア、イイ。深津絵里は個人的に好き。あのほっぺたのホクロに萌え。すみれタンハァハァ。ユースケはある意味今回のキーマン。…っと、あとは劇場でネ。小ネタでしょっちゅう笑い声があがっていた映画は以前観たオースティン・パワーズ以来ですw。事件の内容自体はショボい感じなので詮索不要。全体の雰囲気のみ楽しむべし。