今日のオレ。

早起きして家事を済ませ、青森は七戸町の「鷹山宇一記念美術館」で開催されている「成田亨が残したもの」へ行ってきたよ。成田亨さんとは、青森県出身の芸術家であの「ウルトラマン」シリーズの怪獣やメカのデザインを手掛けていたヒト。その原画や氏の生み出したキャラクターをモチーフにした絵画、造型など、県で所有している氏の作品が展示されている。正直なところ、それまで成田さんの名前すら知りませんでしたが、個人的には身近に同性同名のヒトがいたため、展のポスターを見かけては、そのヒトの顔が思い浮かびニヤニヤしていたワケですが。閑話休題
で、展示、すごく良かったですよ。ウルトラマンの中でも比較的愛くるしいキャラ…カネゴンエレキング・ガラモンの原画や、それをモチーフにした山田卓司さんの手によるジオラマなどににココロ惹かれました。ブキミ星人も良かった。
別室で成田さんと親交のあったヒトの作品も展示されていたのだけど、部屋に入った瞬間、壁一面まるまる使った 4m×3m もある会田誠さんの少女裸体絵「大山椒魚」がどどーんと。いろんな意味で圧巻です。ワレメくっきりです(ぉぃ)。そっち系のヒトにはたまらんでしょうな(笑)
その少女絵の奥には角孝政さんの「SHIRAMI」という巨大造型作品が。デカいシラミに、カラフルな液体が入った点滴バッグがいっぱいつながっているという作品。あれだね、椎名林檎の「本能」の PV を彷佛とさせましたね。点滴バッグの使い方が。
そんなこんなで30分くらいゆっくりと鑑賞し、第2会場の「山勇」にも足をのばしました。ここは七戸町のメインストリート?にある昔商店として使っていたらしい古い建物です。入ると入り口脇に角さんの「くまむし」という部屋いっぱい使った巨大な虫の造型物がどどーんと。お客で来ていた小さな男の子が怖がってました…。その奥には伊藤隆介さんによるミニ特撮インスタレーション的な作品が3点ありました。超小型 CCD カメラとプロジェクターを効果的に使って、ウルトラマンが空を飛ぶシーンなどを実際に再現していました。ギアモーターとアルミアングル材むき出しで無骨チック。メカ好きにはたまりません。
この展示、13日の月曜日まで開催されているので、近場に住んでいる方には是非。大きいお友達から小さいお友達まで楽しめると思いますヨ。

私信:本物の駒饅頭、食べ損ねました…。