回転扉事故関連

いささか周回遅れ気味ですが、六本木ヒルズ森ビルでの回転扉事故に関する話題で、興味深いブログの記事がありました。

子供というのは時に突拍子もない行動に出る場合があるので、出掛ける時は子供と手をつないだり抱っこするなりして親から離さず、親自身が危険物と認識したものに子供を近づかせない配慮は最低限必要だろう。ただ、やみくもに危険物から子供を遠ざけてしまうのも考え物。あえて危険な思いをさせる事で、親がちゃんと叱って対象物が危険なものかそうでないかという事を躾けたり、子供自身が痛い怖い思いをすることで自分で危険物を回避する事を学習し、結果的に子供自身の自立を助けることにつながるから。
但し、擦り傷程度で済むような危険ならまだしも、あきらかに命にかかわるような危険に子供が晒されそうになった場合は、やはり親が責任を持って回避させなければならない。
今回の場合は、回転扉というありふれたものを親自身が「これは危険なものだ」と認識できなかったかもしれない。いや、危険なものとして認識していたがまさか命にかかわる程の危険に晒されるとは考えられなかったのかもしれない。だから今回の事故は一概に親の自己責任云々で語れない、根の深い問題なのかもしれないなと思った。自分には子供がいないので、あくまで第三者としての感想。実際に自分が親の立場だったらもうちょっと違う考え方になっているのかもね。
つーか、回転扉、子供だけぢゃなくお年寄りも結構挟まれているみたいなので、ユニバーサルデザイン的にはダメでしょ。こりゃ。車椅子対応の回転扉もあるらしいけど、くるくる回るタイミングを計りながら車椅子で入らなきゃならんのかな。