今日のオレ

一昨日、父が入院しました。朝に「なんとなく片方の体が痺れるんだよなぁ」と訴えて、父自ら病院に行って CT 撮ったら医者から「すぐに入院してください!」と。脳卒中でした。
直後はかなり動揺した。なんせ自分の親のことだし。父の体も心配だったが、一方、実家の家業はどうすんだよとか、役所に福祉関係の公的補助の話を聞きに行かなきゃならねーかなとか、先々で起こるであろう問題についてかなり不安に思ったりもした。実際、母はもっと動揺していたし。
今日は仕事を休んで、父の見舞いついでに母を連れて医者に会いに行ってきた。入院直後はオレも母も忙しく、担当の医者に会えず父の病状についての話を聞く事が出来なかったのだ。医者に導かれて入った小部屋に張り出してあった、輪切りの脳の真ん中がぽっかり白く抜け落ちている CT 画像がまず目に入って「ああ…ついに来たか…」と観念した。
診断は高血圧が原因の脳出血で、幸い症状が軽いうちに診察を受けることが出来たので、殆ど後遺症は残らず2〜3週間くらいで退院出来るようだ。これを聞いて少し安心。これで当分は大酒呑めねえだろうな。オヤジ。その後本人にも会ったが、なんか普通に手足は動いてるし、言葉もちゃんと話せていた。一見して健常者。心配して損した。
ただ一方家の方はというとやっぱり大変で、父がいない間の穴埋めや、自分のそれよりさらに輪をかけたように心配性の母を気遣ってあげたりと、しばらく大変な日々が続く風味です。夜に遠くに住んでいる兄弟もやってきて、母をなだめすかしていた。非常に助かる。