今日のオレ

実家の TOTO ウォシュレットが死亡。正確にはウォシュレット用ノズルの出し入れ機構が死んてしまった。トイレ用品なだけにすごーくためらったのだけど、手が汚れてもいいように板金塗装用の有機溶剤にも耐える薄手の使い捨てラテックス手袋(外科手術用手袋みたいなやつ)を手にはめて、とりあえずオペ開始。おもむろにゴム手した両手を顔の前に並べる仕草をして雰囲気を盛り上げてみる。気分は財前教授。白い巨塔ならぬ、白い便座だが。
開けてみるとそこはさすが水回り用品、コントロール基板はシリコンでみっちり密閉されて防水加工されていた。問題のノズルはベルトを介してモーター駆動しているようだ。手でベルトを動かして出し入れさせてみたが引っかかりはない。通電してノズル駆動モータに電圧がかかっているかテスターで測定するも、異様に電圧が低い…モータードライブ用のレギュレータ IC が死んでるっぽい。
レギュレータ IC を張替えれば直りそうだけど、基板全体を厚く覆ったシリコンが邪魔で IC 剥がせねえや。という訳で普通に掃除して何事もなかったようにオペ終了。暖房便座機能と消臭機能は生きているので、これでも問題ないだろう…当面は。アッチョンブリケ！