「Yahoo!BB 光」などFTTHサービス、導入のネックは利用料金

 ADSL利用者に現在利用中のプロバイダをたずねたところ、上位3社は「Yahoo!BB」(3割強)、「OCN」(1割強)、「DION」(1割)となった。Yahoo!BBの利用率は年齢が上がるほど高い傾向を示し、50歳以上では29歳以下を10ポイント上回るほぼ4割を占めた。

こういう結果を見ると「街頭モデム配り作戦」作戦はそれなりの効果があったんだろうな。特に中高年の Y!BB 普及率が高いっつーのは興味深い。なんか「NHK趣味講座 パソコン」みたいな番組を熱心に観ていそうな層。言い方悪いけど。

 現在自宅で利用しているインターネット接続方法に対する満足度は、3割強が「やや満足」、2割強が「満足」と答え、合計すれば過半数が満足していることになる。理由としては、「手ごろな料金」「速度が安定している」「不都合を感じない」などが挙げられた。一方で、「不満」(3割弱)とした人に多く見られた理由は「速度が遅い」だった。

正直な話、「速度に不満」というブロードバンド回線ユーザに対しては「オマエ、実は P2P厨 ちゃうんかい」と心の中で思ってしまう昨今。はっきり言って 40Mbps ADSLFTTH は、その上に乗っかるサービス(4th Media みたいな VOD サービスとか)をセットで利用しないと、その有り余る回線スピードのメリットを享受できないと思っている。もしくは回線条件が悪いのに無理やり ADSL の上位サービスを利用していてスピードが出ず「話違うぢゃん!」と思い込んでいるだけとか。
実際、ここ数ヶ月の間に、NTT・Yahoo! BB 以外の 1Mbps ADSL サービスの開通作業を何件か個人的に手掛けたのだけど、全く「悪い」という話を聞かない。ちなみにこれらの皆さんのネットサービス利用動向はごく普通にメールやウェブ閲覧のみ。つまり皆それで満足しているということなんだろうと思う。