本田雅一のE3レポート「Revolution」というパズルに足りないピース

またコントローラに新しい要素を取り込み、ゲームの遊び方を変えるとも話している。任天堂Nintendo DSの時にも同様のアナウンスをしたことがあった。結局、それはタッチセンサーの標準装備だったが、今回は何が組み込まれるのか。今回の発表では明らかになっていない。

そして512MBのフラッシュメモリ搭載。岩田氏はコントローラ、ネットワーク機能、フラッシュメモリの搭載。これらの組み合わせで何が出来るかを想像して欲しいと話していた。Revolutionが提供する「革命的なゲーム体験」を実現する上で、新開発のコントローラとともに重要なピースになるようだ。

それ自体をスタンドアロンなポータブルゲーム機として外へ持ち出して使うことが出来るコントローラと予想。製造コストを考慮し GBA 相当のこなれたアーキテクチャをベースとして3インチ程度の液晶ディスプレイ、ワイヤレス機能は Bluetooth、FC・SFC エミュレータGBA 用ソフト数本分程度が入るフラッシュメモリを搭載し、ソフトは Revolution 本体からのダウンロードにより供給。
Revolution 本体内の 512MB フラッシュメモリはネットからソフトをダウンロード保存するストレージとして利用、任天堂の持つ膨大なオールドゲーム資産を家でも外でも楽しめるようになる、という寸法。言わば Revolution がゲームサーバ//ゲームハブとなり、オールドゲームのダウンロード販売、という新たな収益を得られるビジネスモデルを考えているのかも。ゲーム版 iPod みたいな。ポータブルとファミコンミニシリーズに代表される昔ゲーのリサイクルに力を注いでいる任天堂らしいっーちゃー任天堂らしい仕様を妄想してみました。