今日のオレ

川井憲次が手がけた「イノセンス」のサントラを借りる。民謡歌手75人による荘厳なコーラスと鈴や和太鼓を多用したリズムが思わず息をのむ傀儡謡三部作が素晴らしい。会社帰りのクルマの中で大きめのボリュームにしてずっとかけていたのだけど、終始アゲアゲ状態。コンプレッサーやリバーブ使いが絶妙でそれがまたいい具合に作品全体へテンションを与えている。こりゃ映画観なくてもサントラだけ聴いていても楽しめるな。映画の方はなんとなくどーでも良くなってきました。押井だし。あとで DVD で観てもいいかなと。
個人的には、イノセンスは一時的に盛り上がって失速、一般人にとっては「ああそういえばそんな映画もあったっけな〜」程度の認識に終わる。失速と同時にアンチ押井守、というかアンチプロダクションI.G勢力が勃興。キル・ビル2公開でアンチ祭にほんの少し燃料が投下されるも鎮火。ハウルの動く城スチームボーイがガチンコ勝負。これは間違いない。ファミリー向けという観点ではハウルが圧倒的に優勢か!?ハウルにおいてはかつて千と千尋の赤い DVD 問題があったため、一部でアンチ駿運動が勃興するもすぐに盛り下がる。スチームボーイはアンチ鈴木杏、というかアンチアイドルヲタ勢力が勃興して作品以外の所で面白い盛り上がりになる。アップルシードは地味にテクノヲタ・士郎正宗ヲタから受け入れられて支持される。アンチ押井からもそこそこ支持される。という構図を妄想していますがどうでしょうか。イノセンス観てもいねえくせにアンチ話ばかりしてすいません。