式・披露宴顛末記(1)

先日、自分の田舎で無事に結婚式・披露宴が終了した。気持ちだけのヒト・物質的なモノを頂いたヒトも、お祝いいただきありがとうございました。
後進のカップルのために、当たり障りない範囲で式場を決定する経緯や準備、当日の雰囲気などを書き記しておこうと思う。

式場の選定について

僕にしてみれば親しい友人やいとこなどは式・披露宴をやらないケースが多かったのでけじめとしてきっちり式をやりたかったし、彼女もまた「ウエディングドレスくらい着たい」という意見だったので当初から式はやろうという考えはあった。しかし当初は金銭的な問題と「披露宴ってこっ恥ずかしいよな」と僕も彼女も思っていたので、身内のみの式だけ挙げてその後食事会…という流れでいこうかとなんとなく考えていた。
しかし、普通のヒトでも式・披露宴を挙げると普通に100人単位の規模になりがちな青森という土地柄、やっぱりそれはちょっと厳しいだろうということで、ごく小規模のゲストで披露宴までやろうということで意見が一致。
で、去年の11月頃から式場探しを開始。僕も彼女も青森の人間だったので自分たちの田舎で式を挙げるのは必然だったので、まずは僕が先陣を切って青森市内の式場のウェブサイトから資料請求をしまくった。だいたい1週間ほどで全ての式場・ホテルからの資料が届き、資料の内容を吟味。資料はスキャナで画像データ化して、Skypeをしながら彼女のパソコンに転送しつつ、喧々諤々と読み合わせをしていた。
次に、資料請求先以外の式場や、資料を見て良いと思った会場を実際に見に行ってもらったのが彼女(と彼女の母)。会場の雰囲気などの善し悪しを判断してもらうのは女性の方が良いだろうという理由から、まさに適任。これで候補を3会場程度に絞り込んだ。
で、僕が彼女の両親に結婚のご挨拶をするための帰省ついでに、絞込みをした3会場を2人で見て回り、会場のロケーション・設備と、何より応対していただいた女性プランナーさんの印象がステキだったホテルAに決定。ちなみにここは資料請求の返信スピードが一番早かった。芸能人や政治家が青森を訪れた際の講演・宿泊場所といえばココ!というくらいおもてなしに定評のあるホテルなので、なんだかんだで一番無難な選択をしたなあと。

式・披露宴のプランニングについて

青森は伝統的に会費制の式・披露宴が多く、特に強いこだわりもなかったので式場側が用意しているいわゆる「ゲスト数×会費」の吊るしプランにした。ただし、ブライダルフェアには足繁く通い、フェアご成約特典の「スイートルームでの着付け(と同じ部屋への宿泊)・生ウエディングケーキサービス・新郎新婦衣装各1点づつサービス・シャンパン乾杯」をつけてもらった。
予定ゲスト数は親族とごく親しい友人のみ60名程度で、お昼前からスタートの全員参加のチャペルでの結婚式と、気軽なレストランウエディング形式での披露宴とした。
料理はプラン標準のフランス料理5点コースだったので、ちょっと貧相かも…と思ってオプションをいろいろ付けようかだいぶ悩んだが、ちゃんと試食をして平民の僕が満足できる味とボリュームだったのでそのままで行くことに。正直あまり期待していなかったけどおいしかった。あとお年寄り対策として箸を付けてもらうようお願いした。ナイフとフォークじゃジジババ達は面倒だろうし。
お色直しは新婦のみカラードレスへの1回のみ。昼間の式なのでキャンドルサービスはやらず、代わりにテーブルフォトにした。会社関係の人間も全く呼ばなかったので、祝辞や乾杯の音頭なども、両家のおじさん達にお願いした。
余興関係は、こっ恥ずかしいのと新婦側の友人達がほぼ既婚ばかりだったのでファーストバイトやブーケプルズは無し。子ども達からの花束贈呈は場が和むし、かわいい我が子の晴れ舞台ということで子の親達からすごく協力してもらえるのでやる事にした。あと、彼女のおばさんの申し出で手品を披露することになった。