柿本石油 倒産 まとめ

青森県内で前払い式の灯油券・プリペイドカード被害者が相当数存在すると思われる柿本石油の倒産に関する情報を随時追加していきます。被害に遭われた方々に有益と思われる情報に絞っています。

関連ニュース

相談者の被害総額は約2億円/柿本(東奥日報 2008/12/19)

http://s04.megalodon.jp/2008-1219-2217-41/www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081219201506.asp

柿本石油(青森市)の経営破たんに伴い、同社が発行した前売り灯油券、プリペイドカードが利用できなくなっている問題で、営業停止した十月に県などの消費相談窓口に寄せられた相談者の未使用額は、約二千件分で総額二億円に迫ることが分かった。

命綱の灯油券、紙くず 発行の業者破綻、年金生活者直撃(朝日新聞 2008/12/14)

http://s01.megalodon.jp/2008-1214-2355-39/www.asahi.com/national/update/1213/TKY200812130149.html (1/2)
http://s02.megalodon.jp/2008-1214-2355-37/www.asahi.com/national/update/1213/TKY200812130149_01.html (2/2)

被害者救済に取り組む花田勝彦弁護士によると、事務所に設けられた相談ダイヤルには12日現在905件の相談が寄せられている。灯油券などの債権を届け出るための書類は約7千枚がはけた。しかし、同社は破産手続き中で、残っている財産が確定しても、税金や解雇された元従業員の未払い賃金が優先される。花田弁護士は「灯油券の返金は現状としては難しいといわざるを得ない」という。

柿本利用者は債権届出書提出を(東奥日報)

http://s03.megalodon.jp/2008-1014-1328-49/www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081014113239.asp

破たんした柿本石油について、県弁護士会消費者問題対策委員会の花田勝彦委員長は十三日、青森市で開いた消費者説明会の席上、「破産手続きはまだ始まっていない。一般論だが、手続き開始決定は一−二カ月先になるのではないか」と今後の見通しを説明。灯油券とプリペイドカード(プリカ)を持っている消費者に対し、債権届出書を柿本石油の代理人弁護士に提出するように呼び掛けた。

柿本消費者へ説明会/県弁護士会(東奥日報)

http://s04.megalodon.jp/2008-1009-2152-04/www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081009203144.asp

県内石油小売り大手の柿本石油(本社青森市)が営業を停止した問題で、灯油券やプリペイドカードを購入した消費者から県消費生活センターなどに相談が殺到している事態を受け、県弁護士会消費者問題対策委員会は十三日、青森市中央三丁目のアピオ青森で、消費者説明会を開く。

「カーブス」が入会金など返還 柿本石油運営の4店舗(東奥日報)

http://s02.megalodon.jp/2008-1007-1449-00/www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20081007115429.asp

全国に女性向けフィットネス「カーブス」を展開する「カーブスジャパン」(本社東京都)は六日、柿本石油が運営する県内三市の同フィットネス四店舗が営業を休止したのを受け、会員に入会金と十月分の会費を返金することを決めた。

Web東奥・特集/柿本石油 全店舗営業停止

http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/kakimoto/index.html

灯油券・給油プリカ所有者の方へ

プリカに限っては柿本が法律に則って供託金を残していれば、監督機関である財務局を通して残高の半額までの還付が保証される。残りの半額分が返ってくるかは破産会社の負債の状況によるためケースバイケース。
灯油券は法律適用外のため、これまたケースバイケース。
プリカを提供している業者から財務局への供託は3月・9月の年2回行われるが、河北新報の記事によると9月分の供託が行われていないとの事。非常に不穏な状況。

柿本石油に対する債権届出について(青森県弁護士会 2008/10/26)

http://www.ao-ben.jp/kakimoto.html

今後、債権届出書を必要とされる場合には、弁護士有志の相談窓口(0173−33−8460)にお問い合わせ下さい。

突然閉店したガソリンスタンド(青森県消費生活センター)

http://www.aca.or.jp/sodan/sodan116.html

「柿本石油」は、「前払式証票の規制等に関する法律」に基づき、プリペイドカードを発行していました。仮に、「破産」となった場合、プリペイドカード所有者は、未使用分の額面金額の一部について払い戻しを受けることができる場合があります。
お手持ちのカードは大切に保管して下さい。

灯油券はプリペイドカードと異なり、「前払式証票の規制等に関する法律」による払い戻しはできません。
仮に、破産手続きが行われた場合、債権者である相談者が配当を受け取れる可能性もあることから、灯油券は大切に保管して下さい。

前払式証票(商品券・プリペイドカード等)の発行について(東北財務局)

http://www.mof-tohoku.go.jp/b2_kinyu/04_purika/syouhyou.html

発行業者の破産等により、前払式証票が使用できなくなった場合は、申立に基づき、発行保証金を原資として、所定の手続きを行い、前払式証票所有者に還付することになっています。
実際に配当が行われる場合の具体的な手続きは、官報に公示されます。

柿本石油が営業停止 青森最大手、廉売競争負担か(河北新報)

http://s02.megalodon.jp/2008-1007-1540-16/www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081007t23034.htm

未使用残高は今後どうなるのか。青森財務事務所によると、柿本石油のような発行者が倒産などに追い込まれると、灯油前払い券は無効になるが、プリペイドカードや洗車カードは一定限度で返金される可能性がある。
発行者は未使用残高が1000万円以上あった場合、3月末と9月末時点の残高の2分の1以上を保証金として法務局に供託するか、金融機関と保全契約を結ぶよう法律で定められている。財務局は所有者からの申し立てを一定期間受け付け、所有者への還付率などを保証金の範囲内で決定する。
ただ、柿本石油は3月末時点で、残高のほぼ2分の1に当たる千数百万円を供託したが、9月末時点の分は届け出ていないという。

前払式証票の規制等に関する法律(通称プリペイドカード法について)

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H01/H01HO092.html

第十四条  前払式証票の所有者は、前払式証票に係る債権に関し、当該前払式証票を発行した自家型発行者等に係る発行保証金について、他の債権者に先立ち弁済を受ける権利を有する。