式・披露宴顛末記(3)

式場への持込品について

指輪は式の3ヶ月くらい前に、都内の某店でPt900のシンプルなデザインのマリッジリングを購入。ちょうど一時期高騰していたプラチナ地金の価格が落ち着いた時期だったので思ったより安く買えた。嫁の方はダイヤが散りばめられたデザインだったが、僕の指の太さにあわせて太めのリングをチョイスしたら、金属のみの僕の指輪の方が高かった。
ウェルカムボードは全て100均で買える素材と、Microsoft Wordで作ってカラーレーザープリンタで出力したA3サイズのデザインボードを組み合わせたものでとても良い感じのウェルカムボードが出来た、と自分達は思っている。あえて写真は公開しないが、ボリューム感のあるリング状のバラの造花を1点のみボードの真中において「Welcome to〜」とかの文字をキレイなイタリックフォントを使って周りに配置しただけ。ついもっとごちゃごちゃと花で飾り付けたくなるが、東急ハンズなどで参考によく見ていたウェルカムボードの手作りキットはそういうのばっかりだったのでそれが嫌だった。
自分達で手作りしたり持ち込んだ品々は、後で説明するBGMのCDとこれらのものだけ。ペーパーアイテムやリングピローなどは式場にあるものを見せてもらって、特に悪くもなかったので全てお任せ。

司会者との打合せについて

式まで1ヶ月を切ろうかという頃、司会をお願いする方との打合せがあった。事前にお互いのプロフィールや出会った経緯などを紙に書いて持参したのだけど、司会の人はいろいろな披露宴と掛け持ちで動いているので、初回の打合せでは包み隠さずなるべく多くの具体的な情報を出してあげるべきだと思う。
僕らの場合は初回の打合せ後、司会者が作った当日読み上げるプロフィールの原稿をもらい、それを僕がリライトして式の2日前に行った打合せに持参して細かい言い回しはアドリブでとお願いした。出会った経緯のあたりをなるべく面白おかしくなるようにリライトしたのだけど、そういうクスッと笑えるようなエピソードはさらっと盛り込んでおいた方が、場が和んで良いと思う。特に僕らはプロフィールビデオを流さなかったので、司会者からのプロフィール紹介でしか笑いを誘える余地がなかったので。

BGMについて

ポイントで自分達が選んだBGMを流してもらい、後は式場側に全てお任せにした。
僕と彼女の間で「ベタなJ-POPや洋楽はなるべく使わない」という暗黙の了解があり、個人的にはPerfumeなどを流してみたかったのだけどすごい勢いで却下されたので、よく耳にする古めのスタンダードな洋楽のカバーを中心に選曲した。

入場
Bohemian Rhapsody / Maksim(クイーンのカバー) YouTube
乾杯
All you need is love / 菅野よう子(ビートルズのカバー) YouTube
ケーキ入刀
Pretty Good / AYUSE KOZUE YouTube
お色直し再入場
The Rose / 手嶌葵(ベットミドラーのカバー) YouTube
子ども達からの花束贈呈
memories(original version) / 木村カエラ YouTube
テーブルフォトBGM1
The city is too jazz to be in love / UA×菊地成孔
テーブルフォトBGM2
Born to be blue / UA×菊地成孔
テーブルフォトBGM3
Ordinary fool / UA×菊地成孔
新婦から母への手紙
ママへ(オルゴールバージョン) / 青山テルマ
退場
Isn't she lovely / Studio Apartment(スティービーワンダーのカバー) YouTube

ちなみにこれらの曲は全てiTunes Storeで買える。
選曲にあたって、iTunes Storeでユーザーが作成したプレイリストを公開出来る「iMix」という機能があるのだけど、それで「結婚式」「披露宴」などのキーワードで探したプレイリストを聴きまくって、いいかもと思った曲は実際にiTunes Storeで購入したり、僕のライブラリからチョイスした。
イントロが長い曲は使いやすいように波形編集ソフトでイントロをばっさり切ったり縮めたりして、CDに焼いてプランナーさんへ渡した。Mac使いならGarageBandが編集時に役立つ。